ホーム > 研究プロジェクト > 南アルプス(フランス) > 木の糸<Au Fil de L'Arbre Niveau 1 2 3>
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Introduction
木の枝を一段一段登っていくというワクワク。
技術さえプロから習得すれば朝飯前、木登りの達人になれるのです。
アマゾンの密林で活動する研究者のように森の中を自由に動けるようになりたい?
そのためにはまず、アルプスでロープを操り、楽々と木々を移動できるようになること。
コツや方法を教えてもらえば、木登りはもはや科学的なスポーツです。
Le Séjour
木の中で一晩過ごすことだってできます。しっかりと縄を操り安全を確保し木について熟知すること。森は秘密に満ちています。森は生き物を守り、生き物に栄養を与え、伝説を紡いできたのです。
長い時の中で人間が木に助けられて身を守り生活を築いてきた歴史があるからこそ、人は木に親近感を抱くとも言われています。
そして何よりも木は豊かな生態系を守っていることを日を追うごとに木に登る回数を重ねるごとに君たちは理解するでしょう。太陽の光が届くまで海藻だった頃から現代に至るまで、木はどのような働きをしてきただろう。木はきれいな空気を生み出す工場。そして木は人間も含め全ての生き物に恩恵を与え続けてきました。
木を知ること、そして木の健康状態や変遷を診ることができるようになること。どのような木がどのような標高のどのような場所に育っているのか、そしてその訳は?
木を選んで指差してください、インストラクターがどのような土がその木を守り、どうしてその木がそこにいるか教えます。
森はそして、数えきれない生き物の隠れ家であり栄養源でもあります。一緒に見つけに行きましょう、観察しましょう!
木の枝で小屋を作ったり、木の高いところに家の土台を作ったり。
動物の足跡の型をとって観察したり、双眼鏡を使ったり。
ダイナミックな世界から顕微鏡まで、鹿からキノコまで、苔から木を食べる昆虫まで、木のてっぺんから根っこまで、森中を至る所隈無く、虫眼鏡を持って見てまわりましょう。
このキャンプは生き物と生態系の関係を探り農業の発展と森の管理に貢献するPERCEPTIONという研究プロジェクトの一環になっています。
森は人間にとっても大切な資源です。きちんと管理すれば建材とエネルギーをもたらしてくれます。
では森は、私たちに食べさせたり、治癒を手助けすることもできるのでしょうか。
多くの国では農地が森に取って代わってきています。
森で作物を育てることはできるのでしょうか。食料の確保と生態系の維持の両立は可能なのでしょうか。
そんな一見難しそうな大きなテーマも、この研究プロジェクトを通して経験して理解する、探検して知ることができます。
現地で会いましょう!