ホーム > キャンプ開催地 > Anciens séjours > Camps ONSEN > 温泉ハウス <La Maison Onsen>
日本の1億3千万の人口のうち、半数以上の人が国土全体のたったの2%の土地に住んでいると言われています。こうした地域の平均人口密度は、1500人/平方キロ。止まらない人口増加は、今後の日本の深刻な問題を引き起こすかもしれません。
温泉ハウスキャンプは、こうした問題に立ち向かうプロジェクトです。たくさんの人が環境に配慮しつつも快適に暮らすためにはどうしたら良いのかを、日本でも有数の温泉地である伊豆半島で探ります。温泉の熱とエネルギーを活かした解決策を練るのです。
キャンプ地の近隣にある500戸ほどの村では、ひとつの温泉から全ての温水が供給されています。このように、日本では、地熱を活かして電気を作ることができる村や町がいくつもあります。
この無公害の温泉の力を利用したエコロジカルな家を作るというのが今回のゴールです。昨年のキャンプでは、参加者たちはこの未来型住宅の原型を考えることに取り組み、温泉の熱でトイレの便座を温めるという面白い仕組みを作り出しました。
温泉地域の生態や気候などを学んだ後は、温泉ガーデンのチームと情報を共有して、さらに革新的な家を創造します。