ホーム > 研究プロジェクト > アイスランド > アイスランド
Dates et Tarifs
Ajouter à ma liste de souhait
Introduction
英語だからどうしようかな、なんてもったいないことを言わずに、水や岩をみんなで調べて、地球の未来について科学的な視点から記事やビデオをまとめる15日間を送りましょう!火山もたくさんあるので、熱いお湯が湧き出る温泉もあります!
Le Séjour
アイスランドの水素技術はとても変わっていて、スイスやアメリカよりも進んでいるって知っていましたか?アイスランドは、その美しさもさることながら、地質がとても豊かで、水や岩を調べて地球の未来に関する記事にまとめるための材料が揃っています。
このキャンプは英語で行われ、参加者はフランスやドイツ、日本、アメリカ、ブラジルなど様々な国からやってきます。ミーティングやディスカッションを通して、ネイティブの参加者に教わりながら英語を使う練習をしましょう。始めは緊張するかもしれません。でも、みんなで一緒に科学調査を進めるうちに、そんなことは気にならなくなります。伝えること、コミュニケーションは言葉だけではないからです。他の参加者も、英語がネイティブの人は多くありません。科学と英語をいっぺんに身につけるチャンスです。
アイスランドは、速度規制が厳しい分、車での移動や歩行が安全な国です。この科学キャンプでは、野外キャンプの他にも、たくさん歩いて調査にでかけますし、地熱で温まったプールに自転車で出かけたりもします。Skaftafell国立公園の中のFjallabak Landmannalaugarというキャンプ設営地の近くは、玄武岩や氷河といった手つかずの美しい地形が広がり、その中を通る5−7時間のハイキングコースもたくさんあります。
キャンプが始まると、参加者はグループに分かれ、水、地質、汚染を基本に、その時々のホットな話題を取り入れながら、「高緯度地域での土壌保護を尊重した持続可能な発展」や「火山地域の生物多様性とエネルギーを保護する産業と観光について」といった風に調査テーマを決めます。
15日間のキャンプのうち、丸10日間が調査に充てられ、グループのメンバーと一緒に、記者会見に向けて英語の記事やビデオをまとめたり、質疑応答の準備をしたりします。記者会見では、プロのジャーナリストや科学者の前で、国際共通語としての英語を駆使して発表します。
このプログラムは、未来のプロの科学者を育てるプログラムの一環として行われます。研究プロジェクトを通して、科学的に調査を進める力や質問に答える力などを総合して最優秀チームを選び、トロフィーが贈られます。
インストラクターだけでなく、地質学者、水質学者、ジャーナリストなど、それぞれの専門家が、自然のメカニズムを説明したり、調査の論理的な進め方や文章の明瞭な書き方について助言したりと、キャンプ中の成長をサポートします。それぞれの能力を個別に鍛えるのではなく、毎日の活動の中で同時にかつ実践的に延ばしていきます。
キャンプ後には、調査でつかったメモやデータを持ち帰って見直してみることで、様々な情報を整理して論理的に考える力が身に付いたことを実感できるでしょう。
火と氷の国。妖精や小人たちが住み、6月から7月にかけては白夜の淡い光に包まれる神秘の土地。
大西洋の真ん中に位置するこの国は、北海道よりも少し大きい島国で、2つの大きな近くプレートの移動によって、毎年平均2cmずつ拡大していっています。
夏にはたくさんの欧米人がバカンスにやってきますが、国立公園はしっかりと管理されているので、豊かな土壌が残っています。
地熱を使った発電などにより、アイスランドの電力はほぼ独立して供給されています。水素燃料を使った自動車も、すでに実用化され、町中の道路を走っています。
トナカイにアザラシなど、珍しい動物たちに出会うこともできますよ。
科学ジャーナリズムのキャンプの例はこちらにもあります。アメリカのイエローストーン国立公園でのキャンプです。