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Dates et Tarifs
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Introduction
昼間に動物たちの痕跡を探して自動カメラを設置し、夜間や人間が近くにいないときの動物の行動を調べましょう。調査結果は、動物が公園に住みやすくなるように活かしたり、生態系を保護するのに役立てられます。
Le Séjour
その昔、ヨーロッパから初めてケベックに辿り着いた人たちは、先住民族の人から小屋の作り方や動物を追いかけたりワナを仕掛けたりする方法を学び、広大で厳しい自然の中で生き抜く力を身につけました。
今、OSIの科学滞在センターでは、食料を求めて森に猟に出る必要はありません。森では、動植物の生活を観察して、科学の好奇心を満たすことに専念できます。動物を追跡する基本の手段、足跡や木に残った印の見つけ方を知り、そこから動物の行動を把握できるようなりましょう。やがて一本一本の木を見分けられるようになり、キノコの種類も判断できるようになる頃には、森の生きるリズムがつかめているはずです。
そうなれば、森でのプロジェクトの準備は万端です。プロジェクトの内容はインターネットで共有され、新しい発見や調査のデータは、モリシー(Mauricie)の森の大切な資料として蓄積されていきます。
この研究プロジェクトは、カナダのモリシー国立公園(La Mauricie national park)を舞台に、動物の観察に必要な仕組みの開発に貢献することを目標にしています。
モリシー国立公園は、ローレンチアン(Laurentians)の中心にあり、その536㎢の敷地内にはセントローレンス川も流れる穏やかな公園です。広大な平野が丘や湖と交わり、カナダの豊かな自然を代表するこの場所には、キャンプに訪れる地元の人も多く、大地の生命を感じることができます。1970年からは、カナダの南部に棲むオオカミの保護地区の例としても発達してきました。
交通と宿泊: ケベックに着いたら、モントリオール空港でスタッフが待っています(移動方法の詳細についてはこちら)。その後は、国立公園近くのホステルに移動し、これまでのBOREALIS研究プロジェクトのデータを参考にしながら他の参加者と一緒にキャンプの準備をします。
科学調査は森の真ん中で行われます。野生の動物を待つ地道な調査は、すぐに結果が出るものではありません。でも、みんなでできるだけたくさんの痕跡を見つけて適切な場所にカメラを設置して、キャンプの最後までに野生のオオカミの写真を撮ってお土産にしましょう!