ホーム > 研究プロジェクト > ダニヴィエ渓谷 > ヤマネコとオオカミの足跡とスキー
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Introduction
動物追跡に、スキーに、雪遊びに、星空観測。
冬のダニヴィエ渓谷を最大に活かしたキャンプです。
雪の上に残された動物たちの足跡をたどって、冬の山の生態系を調査しましょう。
Le Séjour
賢いキツネやすばしこいシカの足跡を探したり、鳥たちの鳴き声に耳を澄ませてみましょう。
スイスでも特に自然が豊かなダニヴィエの谷での冒険が、皆さんを待っています。
しっかり着込んで、雪の中で動物たちの生活の跡を探しに行きます。双眼鏡を持って、渓谷の大きな空を滑らかに飛び回るワシや周辺に住む鳥たちを観察して、山の木々と鳥たちの関係を調べたり、動物たちが食べ残したものや糞などを集めて研究室に持ち帰って、この山の生態系についてじっくり調査しましょう。はじめは難しいかもしれませんが、次第に動物たちが仲間に知らせるためのサインや足跡を見分けられるようになります。
野生の動物の生態を調査するこのキャンプでは、運が良ければ実際に動物に遭遇することもあります。とは言っても、動物たちは人間があまり好きではないので、普通にしていれば近寄ってきたりはしません。インストラクターも付いているので、安心して調査にあたることができます。
この研究プロジェクトの目玉は、OSIが開発したオリジナルの自動撮影カメラです。
足跡やその他の手がかりから動物たちの通り道を特定して、午後、日が沈む前に木陰に自動撮影カメラを設置します。このカメラは、動物が横切ったり動いたりすると自動的にシャッターを切って撮影するもので、夜間の動物の行動を調査するのに役立ちます。
山の野生動物の象徴でもあるヤマネコやオオカミの足跡をたどることは、スイスの山の生態系への理解を深めるためには欠かせません。
キルギス共和国でのパンテラプロジェクトのノウハウを活かして、スイスの山の生態系に関する貴重な資料を蓄積しましょう。
このキャンプが行われるダニヴィエ谷は、山や森に囲まれた自然豊かな渓谷で、広大なスキー場からの眺めも最高です。
宿泊施設は、山の真ん中にありながらも清潔・快適で、ヤマネコの足跡を追いかけながら、天文台で大きな星空を旅することもできる素敵な立地です。冬の長い夜、天文台の協力を得て、参加者はキャンプ期間中いつでもこの天文台を使って600mmのテレスコープで好きなだけ星の観察ができます。もちろん、天文台の職員が、好奇心旺盛な参加者の疑問や質問にも丁寧に応えてくれます。
このキャンプも、通常通り、7-9歳、10-12歳、13-15歳、16-18歳の年齢ごとに分かれて研究プロジェクトを行います。
雪山での調査へは、スキーやスノーシューに乗って出かけることもできます。ふかふかの雪の上で一日中スキーをしながら研究したり、巨大なカマクラを作ったり、大掛かりな雪合戦をしたり、思いつく限りの雪の遊びを堪能しましょう。
スキーは経験やレベルごとに分かれてインストラクターが引率するので、初めての人も挑戦できます!
もちろん、研究に専念したい人は、実験室に残って調査を続けるのも自由です。
このプロジェクトのレポートはこちらからご覧いただけます。